引きこもり支援部会

県庁内における記者会見の模様です

「心の悩み 119」は、特定非営利活動法人教育ルネッサンスにより2002年12月12日から2020年まで実施されました。ラポール・サポートセンターは、開設当時、難しいとされていたEメール・携帯メールを利用したメールカウンセリングを本格的に行った日本初の試みでした。メールによるカウンセリングは匿名性が高いため対面式ではあまり語られることがない心の傷や本音が出てきたり、遠隔地でも利用しやすいという利点があるため、対面式に比べ引きこもり本人から相談を持ち掛けやすいという利点がありました。また、相談機関に行くことに抵抗を感じる方は多く、比較的敷居の低いインターネットを利用したカウンセリングは相談者にとって気軽に相談しやすい環境であったために相当数の対応を実施してきました。

メールカウンセリングでは、相談者が自分で悩みを文章にすることで、何に悩んでいるかが明確になり、自分自身で問題を解決しようとする気持ちが芽生え、それが社会復帰の第一歩を踏み出すキッカケとなることができる。この支援事業は相談者が自分自身の力で心の悩みを解消できるよう、相談者・カウンセラー同志が理解をはかり、悩みの解消、個人の成長にむけて一緒に歩み支援し、ひきこもり者を一人でも減らすことを目的としたものである。